新卒採用の活動の中で説明会を開催は避けては通れない重要イベントだと思います。
せっかく集まってくれた学生にしっかりと自社の魅力を伝えたいという思いもあれば、
多大な労力を割いて開催している説明会を少しでも有益なものにしたいという思いも
あるでしょう。
今回はそんな説明会の充実度向上に役立つであろう、説明会のオープニング・エンディング
の動画をご紹介したいと思います。
ちなみに…
・オープニング動画の役割
説明会開始の合図。
説明会の雰囲気作り
採用メッセージや自社イメージの訴求・醸成 etc
・エンディング動画の役割
自社の提供価値を改めて伝える
学生へのメッセージ
という感じで使い分けられているケースが多いです。
基本的には、その他の仕事紹介動画や社員紹介動画などを制作した「ついで」に
制作されることが多いのですが、単体で制作するに値する価値がありますので
ぜひ参考動画をご覧いただき、制作について検討してみてください。
※実際に説明会のオープニングで活用されているかどうかは判断できなかったので、
オープニング/エンディングで使えそうだな…というものをピックアップしています。
オープニング
アース製薬株式会社
採用説明会のオープニングとしては、王道の作りとなっています。
説明会に参加した学生をワクワクさせるようなテンポとBGMが説明会への
期待度を挙げるだろうな…というのが動画をみているイメージできます。
構成そのものは特別なものはありませんが、社員の皆さんの楽しそうな表情は
学生さんにとっては非常に好感度が高そうです。
株式会社Cygamese
スマホゲームなどを手がける、サイバーエージェントグループのサイゲームスさんの
採用動画です。
「最高のコンテンツを作る会社」をミッションとして掲げている会社なのですが、
採用動画にもそれがしっかりと反映されています。
「最高のコンテンツを作る」そのために、熱量を持って仕事に取り組む真剣な
表情と徐々に盛り上がるBGMが視聴者の気分を高揚させます。
説明会を前に、こんな風に参加者のモチベーションを高められると良いですね。
ヤマザキマザック株式会社
工作機械メーカーのヤマザキマザックさんの採用動画です。
おそらくコンセプト動画という位置づけですが、説明会のオープニングでも活用できそうです。
ちなみに、「ものづくりの母」というコンセプトはものづくりの世界にある
「母性原理」という言葉から来ているそうです。
モノづくりの世界では「母性原理」という言葉があります。これは、「金属部品の精度は、それを加工した工作機械の精度を超えられない」という意味です。子である金属部品、またはそれらを組み合わせてカタチづくる最終製品の成否は、母である工作機械の性能に大きく左右されてしまう。
出典:ヤマザキマザック採用サイト(http://www.mazak.co.jp/recruit/mother.html)
工作機械の性能・精度を向上させるために、懸命に仕事に取り組む様子とピアノ調のBGM
が今回のコンセプトをとても魅力的に表現しています。
エンディング
株式会社ミスターマックス・ホールディングス
福岡を拠点にディスカウントストアを展開する、ミスターマックスさんの動画です。
実際には採用活動で活用されたものではなさそうですが、
採用説明会におけるtheエンディング、という動画です。
このような形式で「あなたにとって〇〇とは?」や「学生さんへのメッセージ」を
一言ずつというのはエンディング動画でよくある手法です。
ソニー株式会社
誰もが知る会社ですね。こちらもミスターマックスさん同様の
「私にとってのSONY」の一言インタビューで構成されています。
構成そのものは似ていますが、BGMや画の質感に変化があると、
かなり違って見えますね。
似た企画でも演出が変わると、全く別の動画に仕上がるので
この辺りは動画制作を実施される際にはぜひ参考にしていただければと思います。
最後に
オープニング・エンディング動画と一口にいっても、「誰に何を伝えるのか」によって
その演出方法は多種多様です。
新卒採用でオープニング・エンディング動画を制作する際には、
ぜひ「誰に何を伝えるのか」をしっかりと検討して、納得の行くまで制作会社や
ディレクターと最適な構成・演出方法について考えてみてください。
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