Youtubeとはかなり趣向の異なるサイトですが、Vimeoにもたくさんの動画がアップされているのでイメージに近い動画を探す際にぜひ使ってみましょう。
ちなみに、Vimeoにアップロードされている動画を検索するためには一度アカウントを作成する必要があります。その点はYoutubeとの大きな違いなので、気をつけましょう。
Vimeoとは?
最近は日本の動画も増えてきましたが、せっかくvimeoで探すのであれば下記の特徴を踏まえた上で探してもらうのが良いと思います。
vimeoの特徴
- 海外企業、クリエイターの動画がヒットしやすい
- おしゃれ、洗練された動画が多い。
- 日本語検索でヒットする動画の数は少ない。
動画制作などのクリエイティブ制作に関わることが少ないと中々利用することが少ない、Youtubeと比べると「プロ向け」なサービスであり、そもそもYoutubeとは全く異なるコンセプトのWebサービスです。
vimeoとは?
wikipedia
「video」(ビデオ)という単語に「me」(私)を挿入し、ユーザー自身が作ったビデオ専用のサイトであるということを示している。
…というように、あくまでもクリエイター等が自身の動画を公開・管理するためのサービスであり、それがクリエイティブ・アートな作品が多く公開されている理由でもあります。
また、上記のコンセプトは利用規約上にも反映されており、
自分が制作した動画のみをアップロードしてください。
あなたは動画に対する必要なすべての権利 (著作権など) を保有していなければなりません。
「誰かから許可をもらった」というのはあなたが作成したことにはなりません。
著作権保有者から必要な許可を与えられている場合に限り、あなたは自身が出演する動画または制作に携わった動画 (ディレクター、DP、エディター、ミュージシャン、モーション グラフィックス アーティスト、役者などとして) をアップロードできます。
削除対象にならないよう動画の説明文にあなたの役割を記載してください。
vimeo
Youtubeのようなテレビ番組やゲーム実況、切り抜き動画などの公開は禁止されています。
上記の特徴を踏まえた上で、例えば
多少お金はかかっても競合他社とは一線を画すような動画を作りたい!
という際にはVimeoでイメージや理想に近い動画を探してみると良いでしょう。
Vimeoで動画を検索する方法
まず、Vimeoはログインしないと殆どの機能がつかえないため、Vimeoで動画を検索したい場合にはまずアカウント作成しましょう。
アカウントを作成すると、このような画面がでてきます。
この画面をみると、まずは上部の検索窓にキーワードを入れて検索したくなりますが実はここに検索ワードを入れてもほとんどなにもヒットしません。。
…というのも、デフォルトでは自分が管理している動画を検索するモードになっているためです。
検索する際は検索窓左側の矢印をクリックして、「ライブラリを検索」→「Vimeoのすべてを検索」に変更しましょう。
検索モードを「Vimeoのすべてを検索」に変更して改めて検索すると、Vimeoで公開されている動画の中から入力したキーワードに該当する動画がヒットします。
DeepLやgoogle翻訳を使う
Vimeoは日本よりも海外で使われていたり、Youtubeよりも業務的に活用されるケースが多いため日本語よりも英語で検索した方がより「Vimeoっぽい」動画がヒットしやすいです。
検索したいキーワードが明確にしたうえで、DeepLやgoogle翻訳を使って検索してみましょう。
例えば、「会社紹介」の動画を探したい場合日本語で会社紹介とvimeoの動画を検索した結果出てくるのは下記の様なイメージです。
日本語で検索したので、当然日本の動画が並んでいますね。
ここでgoogle翻訳を使ってみます。
company introduction と翻訳されたのでこれをvimeoの検索窓に入力して検索してみます。
日本語での検索結果は2,000ほどでしたが、英語にすると12,000ほどの動画がヒットしています。やはり、vimeoでの検索の際には英語の方が良さそうです。
助詞をつけてみる
今回のケースだと、日本語では「会社紹介」なので「会社の」とするイメージです。
google翻訳で「会社の」と入力すると
直接の翻訳結果としては「Company’s」となっていますが、形容詞として「corporate」
という単語も出てきています。
あとは、この「corporate」という単語に
- introduction(紹介)
- movie
- video
など自分が探したい動画の表現として違和感の無いものになるよう
複数の単語を組み合わせて検索してみましょう。
corporate introduction
corporate movie
corporate video
当然といえば当然ですが、結果として表示される動画はそれぞれ異なります。
ちなみに、会社紹介の動画を探す上では、「corporate video」が最も多くの検索結果が表示されました。
ちなみに…
・movie:(個々の)映画、映画館、(娯楽・芸術としての)映画、映画産業、映画界
・video:ビデオ、(audio に対して)映像(部分)、テレビ、ビデオレコーダー、ビテオテープ録画
weblio
ということで日本だと割と混合して使われがちな「動画」としての単語ですがどうやら意味合いとしては「video」のほうが正しいようです。
普段使い慣れている日本語で検索するよりは手間ではありますが、vimeoでおしゃれ・カッコイイ動画を探す際には役立ちますのでぜひ参考にしてみてください。
検索後に絞り込む
キーワード検索後に、各種条件で絞り込むことができます。
例えば、画面右上部の「並び替え」をクリックすると下のような選択肢が表出します。
また、画面左側には「カテゴリー」「再生時間」「アップロード日」などの項目が並んでいるので探している動画のイメージに近づくよう絞り込んでみるのも良いでしょう。
最後に
最初に説明した通り、vimeoは動画クリエイターやクリエイティブにこだわっている企業の動画が多く公開されているためyoutubeで見つかる事例と比較すると制作費は高くなることが考えられます。
- 動画を制作、外注した経験が一定数ある
- 動画制作の予算が少なくとも100万円以上はある
- どうしてもかっこいい、おしゃれな動画を制作したい
という方はぜひvimeoでも参考動画を探してみてはいかがでしょうか。
動画制作について相談したい…という方はこちらからどうぞ。