webセミナー動画そのものは早い企業だと10年前くらいから取り組まれていますが、
ここ数年で更に加速度的に増えてきています。
ネット上での情報公開や、炎上などを気にされる企業も多いのですが
実際には情報を積極的にオープンにしていく姿勢や広く遍く情報提供の機会を
提供するという姿勢は学生さんにも好印象…という側面があるようです。
その他にどのようなメリットがあるのでしょうか。
WEBセミナー動画活用のメリット
学生はいつでもどこでも説明会に参加することができる
インターネット上に動画コンテンツを1本用意しておけば、学生が自分の都合の良い時に
再生して、企業の情報を得ることができます。
それも、ネットさえ繋がれば日本全国・世界中にも配信可能です。
今はyoutubeやfacebookなどのプラットフォームを誰でも簡単に利用できますし、
学生側もスマホでいつでも視聴可能です。
採用担当者の工数を削減することができる
一度動画制作をしてしまえばその後は担当者の工数をとることなく学生側の都合で
説明会動画が再生可能な状況を作ることができます。
WEBセミナー動画を用意することそのものに、一定の予算と手間はもちろん必要になりますが
ある程度の視聴者数を見込むことがでるのであればその予算と手間を掛けてもあまりある
メリットを享受できるはずです。
会社理解度のボトムアップを図ることができる。
WEBセミナー動画は学生や採用担当者にとって利便性の高いものである一方で、
志望度の高い学生にとっては「なんどでも視聴できる学習コンテンツ」でもあります。
以前、とある企業のWEBセミナー動画の制作に携わらせて頂きその視聴傾向についても
フィードバックを頂くことができました。
そのフィードバックの内容としては、説明会開催時期の視聴数はもちろんのこと
選考が進んでいく過程でも視聴数が伸びているというものでした。
つまり、選考を進んだ学生が次の面接に向けて復習するために2回・3回と視聴している
ということです。
採用担当者にとっては、情報を整理した上で動画を制作するという工数になりますが、
それはそのまま学生にとっては効率的に貴社についての情報をキャッチアップする
良質な学習コンテンツとなるのです。
情報の拡散性向上による、貴社志望学生増加のキッカケとなりうる
いわゆる、「バズった」「炎上した」と言われる規模でWEBセミナー動画が拡散する
ということは現実的には考えにくいですが、
全国の「就活生」というくくりでのコミュニティでその動画のURLがやりとりされる
可能性は決して低く無いと考えます。
LINEを中心としたテキストコミュニケーションは、キャリアメールでやり取りをしていた
10年前とは比較にならないほど増えており、就活生の間で頻繁・大量に就職活動についての情報交換が行われていることは容易に想像できるからです。
そのような情報交換の中で、数多ある企業の中から貴社動画を視聴する学生が増えれば
自ずと志望する学生の数が増える可能性も上がります。
WEBセミナーは実施企業が増えてきているというのは事実ですが、一方で
まだ圧倒的に少数であるということも事実です。
だからこそ、WEBセミナー動画が用意されていれば「説明会に参加する」ことが前提で
あれば興味を持つことのなかった学生に、興味を持ってもらうキッカケとなりうると考えます。
WEBセミナー動画の活用方法
WEBセミナー動画は1本用意することができれば、非常に便利なツールである一方で
その他の動画と同様に、どのような目的で誰に向けて制作・配信するのかが明確でなければ
用意しても「誰にも見られない」という状況になりかねません。
もしよろしければ下記の記事を参考に、改めてその目的やターゲットについて一考して
頂ければと思います。
[box06 title=”あわせて読みたい”]5W1Hで情報を整理する[/box06]
具体的な活用方法として2つほどピックアップしてみましたので、
こちらもぜひご一読ください。
説明会に参加できない学生のために
就職活動を行っている学生は全国に50万人ほどいると言われていますが、
当然ながらすべての学生に説明会に参加してもらうことはできません。
また、貴社を志望しているものの「説明会の予約が間に合わなかった」
「住んでいる場所が説明会会場から遠い」など様々な理由で参加できない学生も多く
いるはずです。
何かしらの理由で説明会に参加できない学生のために、あるいは説明会参加の代替手段
としてWEBセミナー動画を活用するというのは視聴者数を一番見込めるWEBセミナー動画
の活用方法だと言えます。
説明会参加前の予習ツールとして
これほどネット上から場所や時間を問わず様々な情報を取得できる現代において、
あえて説明会というリアルな場所へ足を運ぶことにどれほど意味があるでしょうか。
そこに、可能な限り大きな意味や意義をもたせるためのWEBセミナー動画の活用法が
「説明会参加前の予習ツール」です。
自社説明会ですでにネット上で公開されている情報を提供している…というのは
多くの企業の現状だと思いますが、思い切ってその情報はWEBセミナー動画として
配信し、実際の説明会ではより深い部分の情報を提供することができれば
「リアルな説明会」をより充実度の高いコンテンツにすることができます。
例えば、学生からの質問にひたすら答える1時間でも良いかもしれませんし
現場社員とのパネルディスカッションでも良いかもしれません。
普遍性の高い情報と、変動性もしくは秘匿性の高い情報の公開タイミングや場所を
分けることでより密度の高い説明会を目指すというのも1つの選択肢ではないでしょうか。
最後に
数多くの説明会を実施するのは、学生の前で説明するのもさることながらその準備や
オペレーションも大変ですよね。
WEBセミナー動画を上手く活用することができれば学生だけではなく、
採用担当者にとっても非常に心強い武器となるはずです。
WEBセミナー動画の活用を検討していて、この記事にたどり着いたということは
何かしらの理由で学生への情報提供の方法を考えているのではないでしょうか。
もしそうであるならば、現状の採用課題も含めて動画制作会社へのご相談をおすすめします。
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