採用ブランディング動画の事例|新卒で“らしさ”が伝わる3パターン

「自社らしさを短尺で伝えたい」「他社の採用ブランディング動画の仕様と費用感が掴めない」——そんな悩みをもつ新卒採用担当者の方向けに、本記事では採用ブランディング動画の事例を用途別に整理し、費用目安・活用シーン・KPIまでを解説します。企画検討や社内合意にそのまま使えるチェック項目も記載しました。

目次

そもそもブランドムービーとは

ブランドムービーは、メリットやベネフィットを訴求するプロモーション動画とは異なり、企業の価値観・世界観・約束を伝えて共感を醸成することを目的とします。採用領域では、候補者が「ここで働く理由」の醸成をサポートする役割を担うものです。

タイプ別・横断比較(仕様/費用/用途/KPI)

まずは代表的な5タイプを比較表で俯瞰します。稟議や他社比較の際は、用途・尺・比率・KPIの整合性を確認してください。

タイプ用途想定尺撮影日数主な表現の例納品比率費用(税別)主KPI
A:母集団形成(認知)SNS広告/イベント導線60〜90秒1〜2日モーショングラフィックス+ダイジェスト16:9/9:1680〜150万円3秒視聴率、VTR、CTR
B:カルチャー訴求(職種横断)働くイメージ醸成90〜150秒2日複数社員ドキュメンタリー16:9120〜250万円到達率、滞在時間
C:ブランドメッセージ型内定者フォロー〜180秒1~2日若手・エース社員の語り16:9300〜500万円視聴率、出席率
注:3秒視聴率=再生開始から3秒到達の割合/到達率=指定秒数到達の割合/VTR=View Through Rate(完視聴率)。

【事例タイプ別】活用シーンと設計の勘所

タイプA:母集団形成(認知拡大)

用途:SNS広告、イベント導線
尺:60〜90秒
日数:1〜2日
表現:テンポ良いカット割/MG
比率:16:9/9:16
費用:80〜150万円

冒頭3秒で訴求命題を提示し、視覚的フックでスクロールを止めます。予算とスケジュールに余裕があれば縦型に最適化(字幕・大判テロップ・余白設計)したものを用意し、LPや説明会への遷移導線を用意するのも良いでしょう。

タイプB:カルチャー訴求(職種横断)

用途:働くイメージ醸成
尺:90〜150秒
日数:2日
表現:複数社員ドキュメンタリー
比率:16:9
費用:120〜250万円

複数の職種の先輩社員のリアルな声を届けることで、「どのような想い・スタンスで働いてる人がいるのか」を伝え、親和性の高いターゲットへの共感を促します。

タイプC:ブランドメッセージ型

用途:採用活動全般
尺:〜180秒
日数:1-2日
表現:若手・エースの語り+現場差し込み
比率:16:9
費用:300-500万円

明確なブランドコンセプトの立案と、それに沿った企画を動画化するブランドムービーの王道。共感性の高いクリエイティブが可能な一方で、制作予算は大きく、制作期間としても長くなる。

費用の目安と「含む/含まない」境界線

費用は体制・日数・編集難度で大きく変動します。見積比較では「境界線」を先に確認しましょう。

基本制作費に含まれることが多い企画構成、撮影(1〜2日)、基本編集、BGM・SE、要点テロップ、進行管理、2回までの修正
オプション(別途費用になりやすい)スタジオ費、プロンプター、ナレーター、多言語字幕、縦型追加、MG多用、3カメ以上、遠方出張、全編字幕、追加修正/再撮
契約時は媒体・期間・地域などの二次利用条件、修正の定義(構成変更の扱い)を明記しましょう。

発注前に確認すべき5つのチェック

  • 目的の明確化:伝えたい核メッセージを1〜2点に絞る。
  • 尺・比率の整合:活用媒体に応じて尺/16:9・9:16を設計。
  • 出演者の確定:メッセージの体現者を先に押さえる。
  • 承認SLA:レビューは48時間以内などルール化する。
  • 参考事例:近しいトーンを2本共有(良い/NG両方あると精度が上がる)。

よくある質問(FAQ)

採用ブランディング動画の最適な尺は?

用途で変わります。SNSティザーは15〜30秒、理念共感型は90〜120秒、ドキュメンタリーは90〜150秒が目安です。詰め込みすぎず、媒体の視聴文脈に合わせて設計しましょう。

オフィス撮影とスタジオ撮影の判断軸は?

雰囲気重視ならオフィス、品質安定・集中訴求ならスタジオが有利です。セキュリティや音環境も考慮し、両者を組み合わせるのが実務的です。

最短どれくらいで制作できますか?

要件次第で3〜4週間も可能です。出演者確定・屋内中心・修正1回・承認SLA48hなど短納期の前提条件を揃えることが鍵です。

まとめ:事例に学び、自社の「らしさ」へ落とし込む

採用ブランディング動画は、用途に応じて最適なタイプが変わります。用途→尺→比率→KPIの順に要件を固め、見積もりの「含む/含まない」を早期にすり合わせることで、品質と納期の両立が可能になります。

事例を模倣するのではなく、自社の「らしさ」を言語化・可視化することからスタートするのが、ブランディングのコツです。

もし、採用向けのブランドムービー制作をご検討の際にはぜひ弊社へお気軽にご相談ください。

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この記事を書いた人

【株式会社case 代表取締役/動画制作プロデューサー】加藤智史
新卒で入社した動画制作会社で広告・マーケティング・採用・人材研修など約400本の動画制作に携わる。その後、TVCMなどの制作を行う、大手制作会社にアカウントエグゼクティブとしてジョイン。数千万円規模のプロモーション案件に携わり、動画にとどまらないクリエイティブ制作やプロジェクトマネジメントを経験。現在は本メディアの運営を通じた企業の動画制作支援や、動画制作会社の営業支援などを行う。動画制作のご依頼の流れはコチラ

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