工作機械のプロモーション動画の制作のポイントを徹底解説。事例も紹介。

あらゆる機械やその部品類をつくるために、決して欠かすことのできないために「機械をつくる機械」「マザーマシン」と呼ばれる工作機械。一般の消費者にとっては馴染みの薄いものですが、筆者は1度動いている様子や、出来上がる部品の大きさや精度を目の当たりし、「技術力」という言葉の意味を初めて知ったような衝撃を受けました。

本記事ではそんな工作機械の紹介動画・プロモーション動画について、その活用方法や制作のポイントを解説します。

目次

工作機械プロモーション動画についてよくあるQ&A

工作機械紹介動画・プロモーション動画の制作費はどれくらい?

筆者の経験上は100万円〜300万円の幅で予算を用意されているケースが多いです。製品の大きさや特徴、CGの活用の有無などによって大きく変動するため、多めに確保しておいたほうが良いでしょう。

工作機械紹介動画プロモーション動画の制作期間はどれくらい?

2ヶ月程度で一般的なプロモーション動画は制作が可能です。ただしCGを活用する場合、精度の高いCGの制作には時間がかかるケースもあります。

工作機械動画の活用方法は?

「製品紹介」「コンセプト」「製品マニュアル」などの動画を制作して、オンラインや製品発表会、展示会などで活用されるケースが多いです。

工作機械プロモーション動画の活用方法

製品紹介動画/製品プロモーション動画

本記事では、概ね1〜3分程度で製品の特徴や機能、スペックについて紹介している動画を製品紹介/製品プロモーション動画としています。ナレーションで特徴を紹介している動画ももちろんありますが、動画の視聴対象者がある程度限られるため、実際に稼働しているシーンを撮影し、あえてナレーションなどは入れていない動画が多いのは他業界にはあまりない特徴と言えるでしょう。

コンセプト動画

本記事では工作機械や工作機械メーカーが仕事へのスタンスやスマートファクトリーなどの新しい技術要素を用いた構想などを表現している動画を「コンセプト動画」としています。

想いをもって仕事をしている人が多いからこそ、「新しい技術だから」「便利だから」だけでは、なかなか受け入れてもらえない。

コンセプト動画であれば、自社がどのような想い・スタンスで仕事をしているのか。何を実現したいのかをよりわかりやすく、情緒的に表現することが可能です。

製品マニュアル動画

「機械をつくる機械」「マザーマシン」であればこそ、そのニーズは多種多様であり、ニーズに応えるための機械は当然多くの機能や設定、実現可能なことが存在ます。複雑であることは避けがたいですが、それをわかり易く説明することは可能です。特に動画であれば、実際の操作などと照らし合わせることも可能です。

工作機械プロモーション動画の制作のポイント

目的を明確にする

工作機械の動画を制作する上で、非常に重要なのがその目的を明確にし、可能な限り解像度を上げることです。

例えば、動画制作の最終的な目的は「製品を購入してもらうこと」などでしょう。

では「購入」してもらうために、動画はどのような役割を果たすべきでしょうか。

  • 製品のスペックを把握してもらい、必要十分な性能があると理解してもらうこと
  • 製品の機能やそれによって実現できることを知ってもらい、多少のオーバースペックでも有効な投資だと思ってもらうこと
  • 製品の大きさや作業効率を知ってもらい、既存の機械に置き換わり得るものであると理解してもらうこと

など、工作機械の特徴や見せる相手によって動画の役割も大きく変化します。

工作機械が持つ強みや、何が相手の意思決定の材料になるのかをしっかりと分析・把握し動画の役割を明確にしましょう。

ターゲットを明確にする

この動画は「誰が見るのか」「誰に観せたいのか」を明確にしましょう。前述の動画の役割にも紐づきますが、この動画を観る人が

  • 現場で実際に業務に従事している人
  • 工場の責任者
  • 企業の購買部門の担当者やその責任者

…など、動画を見る人が誰であるかで訴求するべきポイントや表現方法は大きく変わります。何が相手の意思決定の材料になるのかをしっかりと分析・把握するためにも、ターゲットは明確にする必要があります。

予算を確保する

目的・役割とターゲットが明確になれば、「この人に、この情報を、こんなふうに伝える」ということまで決めることができます。

しかし、予算が足りなければ「こんなふうに伝える」の部分が弱くなってしまったり、十分に表現できない可能性があります。

例えば、

  • 機械の内部構造を見せるために3DCGを制作する必要がある
  • 微細な部品を作り出す機械であるため、稼働している様子をしっかりと撮影するためには照明が必要
  • 大きな機械であるため、機械の全身を撮影するためにはドローンがあったほうが良い

など、適切な演出を加えたくてもそれらの機材・人を用意できなければそれは叶いません。

工作機械そのものが非常に高額であることを考えると、その機械によってもたらされるメリットやベネフィットをわかりやすく伝えたり、その機械の利用に対する不安を取り除くためのマニュアル動画を用意しておくというのは、必要な投資だと考えることもできます。

工作機械の動画は場合によっては数百万円の制作費が必要になるケースもありますが、安く制作できないわけではありません。いずれにしてもご用意可能な予算によってできることが大きく変わるため、できる限りお財布には余裕をもたせておいたほうが良いでしょう。

工作機械動画の事例

前述した動画の活用方法別の事例をそれぞれ3つずつピックアップしました。ぜひ御覧ください。

製品紹介動画

DMG MORIの5軸加工機にも搭載 SIEMENS製NC装置の使いやすさ

アルミパーツ軽切削高速加工

GP26W+協働ロボット【オークマ】

コンセプト動画

Brother Corporate Commercial “For labels, Choose Brother”

https://www.youtube.com/watch?v=XaeDCrivDGA

DMG MORIの”IoT/インダストリー4.0”

Dream Site 3 -Okuma Smart Factory-【オークマ】

製品マニュアル動画

ES/EC+TSCの簡単スタートアップガイド

タッチセッタのセンサ位置設定方法/CNC旋盤【オークマ】

【スレッドミル】簡単 プログラム作成ソフト[ ThreadPro ] 使い方動画

最後に

いかがでしたでしょうか。マニュアル動画は比較的安価に制作できますが、それ以外の活用の場合は一定の予算が必要になるというのが工作機械の紹介/プロモーション動画の特徴の1つです。安くないお金を投資するからこそ、本記事の最初で触れたように、目的とターゲットを明確にし適切なメッセージを届けられるように準備しましょう。

工作機械のプロモーションに動画を活用される際には、制作会社や広告代理店に相談するまえに一度情報整理や予算の検討など、事前準備をしっかりと行った上で問い合わせるようにしましょう。

情報整理や予算の検討などの事前準備がご不安な方は筆者がお手伝いいたします。
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この記事を書いた人

【株式会社case 代表取締役/動画制作プロデューサー】加藤智史
新卒で入社した動画制作会社で広告・マーケティング・採用・人材研修など約400本の動画制作に携わる。その後、TVCMなどの制作を行う、大手制作会社にアカウントエグゼクティブとしてジョイン。数千万円規模のプロモーション案件に携わり、動画にとどまらないクリエイティブ制作やプロジェクトマネジメントを経験。現在は本メディアの運営を通じた企業の動画制作支援や、動画制作会社の営業支援などを行う。動画制作のご依頼の流れはコチラ

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