導入事例インタビュー動画の制作期間とスケジュール完全版|モデルガント・RACI・チェックリスト付き

BtoBビジネスの成果を加速させる「導入事例インタビュー動画(ケーススタディ動画)」。しかし、その制作には「どれくらいの期間がかかるのか?」「関係者が多い中、どうやってスケジュールを管理すればいいのか?」といった悩みがつきものです。

本記事は、BtoBの広報・マーケティング・事業部の発注担当者様に向けて、導入事例インタビュー動画の制作を成功に導くための実践的なガイドです。

この記事を読めば、以下の3つの要点が分かり、自社の状況に合わせた現実的なスケジュールと体制をすぐに設計できるようになります。

  • 制作期間のリアルな目安: 全体の制作期間が3〜6週間であること、そして各フェーズで「誰が」「何を」「いつまでに行うか」が明確になります。
  • 4つのモデルスケジュールの使い分け: 「通常」「急ぎ」「複数拠点」「二言語字幕」といった典型的な4パターンのガントチャートとチェックリストを参考に、自社プロジェクトの計画を具体化できます。
  • 承認プロセスを高速化する実務ノウハウ: BtoB特有の複雑な承認フローを円滑に進めるための、具体的な役割分担(RACI)や、差戻しを防ぐためのコミュニケーション術が身につきます。
目次

1. 事例動画制作に特有の前提を理解する

まず、導入事例インタビュー動画(事例動画/カスタマーストーリー)の制作が、他の動画とどう違うのか、特有の前提を2つの側面から理解しましょう。

B2B特有のガバナンスと複雑な承認フロー

BtoBの事例動画は、顧客企業の協力があって初めて成立します。そのため、制作会社と自社だけでなく、顧客企業の法務・広報・事業部門など、複数のステークホルダーとの合意形成が不可欠です。

  • NDA(秘密保持契約)の締結:
    制作プロセスで知り得た機密情報の取り扱いを定めます。発注担当者は、自社と制作会社間、そして必要に応じて自社と顧客企業間での契約手続きを主導します。
  • 出演・ロゴ・商標の利用許諾:
    出演者の肖像権、企業ロゴや商標の利用範囲(Webサイト、広告、展示会など)と期間を、書面で明確に合意する必要があります。特に、顧客企業のロゴ規定は厳格な場合が多いため、早期に確認しましょう。
  • 表現のレギュレーション遵守:
    景品表示法や業界の自主規制に則り、「業界No.1」などの最上級表現や、競合他社との比較表現は、客観的な根拠がない限り避けるのが賢明です。顧客企業の広報部門とも表現のトーン&マナーを事前にすり合わせます。
  • 匿名・仮名での対応:
    企業名や個人名を公開できない場合、どの範囲まで情報をマスキングするか(例:「都内IT企業A社」)、事前に顧客と合意形成を図ります。

成果につながる構成の型と推奨尺

BtoBの導入事例動画で成果を出すには、視聴者である見込み客が「自分ごと化」できるストーリー構成が鍵となります。最も効果的なのは、「課題→解決策→導入後の変化」という三段構成です。

  • 課題 (Before): 導入企業が抱えていた具体的なビジネス課題や背景を提示し、共感を促します。
  • 解決策 (Solution): なぜ自社の製品・サービスを選んだのか、その決め手を語ってもらいます。
  • 変化 (After): 導入によって、どのような定量的・定性的な成果(業務効率化、コスト削減、売上向上など)が生まれたかを具体的に示します。

動画の尺は、視聴者の集中力が持続し、SNSなどでもシェアされやすい60秒〜120秒が現在の主流です。この時間内に、上記の構成要素と、B-roll(インサートカット)と呼ばれる製品の利用シーンやオフィスの風景などを効果的に織り交ぜていきます。

2.【全体像】標準的な制作期間(目安:3〜6週間)と役割分担

導入事例インタビュー動画の制作は、大きく7つのフェーズに分かれます。ここでは、標準的なモデル(1拠点撮影・日本語字幕・修正2回)を想定した期間の目安と、各フェーズの成果物、そして関係者の役割分担(RACIチャート)を解説します。

フェーズ別スケジュール・成果物・責任者の一覧表

フェーズ主担当目安期間主要な成果物承認者(例)注意点
1. 要件整理・企画発注者3〜5営業日制作ブリーフ、質問票案、顧客への打診事業部長、マーケ責任者目的、ターゲット、KPI、掲載メディアを明確化する
2. 構成案・絵コンテ作成制作会社3〜5営業日構成案、絵コンテ(ストーリーボード)発注担当、事業部長「課題→解決→変化」のストーリーラインが明確か
3. 顧客との調整・許諾発注者5〜10営業日出演同意書、ロゴ等利用許諾書、撮影日確定顧客企業の広報・法務BtoB特有のガバナンス項目を網羅的に確認する
4. 撮影準備(ロケハン・香盤作成)制作会社2〜4営業日香盤表(当日進行表)、ロケハン報告書発注担当撮影場所の電源、自然光、周辺騒音などを確認
5. 撮影制作会社1日撮影データ(ラッシュ素材)予備バッテリー、代替マイクなど機材トラブルに備える
6. 編集・初稿提出制作会社5〜10営業日初稿動画(レビュー用)発注担当、事業部長、顧客担当者テロップの誤字脱字、機密情報の映り込みをチェック
7. 修正・納品制作会社3〜5営業日最終納品データ(MP4, SRT字幕ファイル等)発注担当二次利用の範囲を書面で再確認する

関係者別RACIチャート(役割分担表)

プロジェクトを円滑に進めるには、誰が「何に」責任を持つのかを明確にするRACIチャートが有効です。RACIとは、Responsible(実行担当者)、Accountable(説明責任者)、Consulted(協業・相談先)、Informed(情報共有先)の頭文字です。

フェーズ発注企業(担当者)制作会社顧客企業(出演者/広報)
1. 企画・要件定義A/RCI
2. 構成案・絵コンテA/CRC
3. 出演・撮影許諾A/RIA/C
4. 撮影準備(香盤作成)CRC
5. 撮影CRR
6. 初稿レビューA/RRC
7. 最終承認・納品A/RRI

3.【パターン別】4つのモデルスケジュール

プロジェクトの要件によって、スケジュールは変動します。ここでは、代表的な4つのパターンのガントチャート(テキスト形式)と、各パターン特有の注意点をご紹介します。

H3: パターン1:通常モデル(1拠点/日本語字幕/修正2回)

最も標準的なケースです。初稿提出まで約3週間、全体で約4〜5週間を見込みます。

ガントチャート(週単位)

タスク1週目2週目3週目4週目5週目
企画・構成■■■
顧客調整・許諾■■■■■
撮影準備■■
撮影
編集→初稿■■■■■
修正①■■
修正②■■
納品

このパターンの特徴と注意点:

•最も安定したスケジュールで、品質とコストのバランスが取れています
•顧客企業との調整に十分な時間を確保できるため、承認プロセスでの遅延リスクが最小限です
•修正回数が2回設定されているため、細かな調整にも対応可能です

H3: パターン2:急ぎモデル(短納期)

初稿を5営業日で提出するなど、通常より短い期間で制作するケースです。追加費用が発生する可能性や、修正回数が制限されるリスクを許容する必要があります。

ガントチャート(日単位)

タスク1-3日目4-5日目6日目7-11日目12-13日目14日目
企画・構成■■■
顧客調整■■■■■
撮影
編集→初稿■■■■■
修正(1回)■■
納品

このパターンの特徴と注意点:

•制作会社の短納期対応能力と追加費用の発生を事前に確認する必要があります
•顧客企業の承認プロセスを最短で行えるよう、事前の根回しが不可欠です
•修正は1回のみなど、レビューの制約を関係者全員で合意しておく必要があります
•撮影予備日を設けられないため、天候や出演者の体調不良などのリスクが高まります

H3: パターン3:複数拠点・2カメ撮影モデル

本社と工場など、複数の拠点で撮影を行う場合や、カメラを2台以上使用して多角的な映像を撮影する場合です。移動時間や機材準備、許諾申請の複雑化により、準備期間が長くなります。

ガントチャート(週単位)

タスク1週目2週目3週目4週目5週目6週目
企画・構成■■■
顧客調整・許諾■■■■■■■■■
撮影準備・ロケハン■■■■
撮影(拠点A)
撮影(拠点B)
編集→初稿■■■■■
修正・納品■■■

このパターンの特徴と注意点:

•全ての撮影拠点の利用許可とセキュリティ要件を事前に確認する必要があります
•拠点間の移動計画とそれに伴うコスト(交通費、宿泊費)を事前に試算しておきましょう
•2カメ撮影の目的(例:対談形式、手元のアップ撮影)を明確にし、編集での活用方法を事前に決めておくことが重要です
•各拠点での香盤表は、関係者全員に事前共有し、当日の進行をスムーズにします

H3: パターン4:二言語字幕・広告転用モデル

日本語字幕に加え、英語字幕なども制作する場合や、制作した動画をWeb広告として利用する場合です。翻訳・監修期間や、広告媒体の審査期間を別途考慮する必要があります。

ガントチャート(週単位)

タスク1-5週目6週目7週目8週目
通常モデルの制作■■■■■
日本語版 納品
翻訳・監修■■■■■
字幕追加編集■■
二言語版 納品
広告媒体審査■■■

このパターンの特徴と注意点:

•翻訳の品質基準(直訳か意訳か、専門用語の統一など)を事前に決めておく必要があります
•英語字幕の表記ルール(句読点の有無、1行あたりの文字数制限など)を制作会社と確認しましょう
•広告出稿先のレギュレーション(テキスト量、表現規制など)を制作会社に事前共有することが重要です
•広告審査にかかる期間(通常1〜3営業日)を考慮して配信計画を立てる必要があります

4. 承認のボトルネックを解消する実務ノウハウ

BtoBの動画制作で最も遅延が発生しやすいのが「承認プロセス」です。ここでは、スムーズな進行を実現するための具体的な対策を解説します。

差戻しを防ぐ「レビュー依頼」テンプレート

レビューを依頼する際は、ただ動画を送るだけでなく、「誰に」「何を」「いつまでに」見てほしいのかを明確に伝えることが重要です。以下のテンプレートを活用し、レビューの質を高め、差戻しを減らしましょう。

件名:【レビュー依頼】〇〇様導入事例動画(初稿)のご確認のお願い(締切:X月X日)

本文:

関係者各位

お世話になっております。株式会社△△の(あなたの名前)です。

先日撮影いたしました〇〇様導入事例動画の初稿が完成しましたので、下記URLよりご確認をお願いいたします。

▼レビュー用動画URL [Frame.ioやVimeoなどのレビューツールのURLを記載]

▼レビュー締切X月X日(X)17:00まで

つきましては、皆様の専門的な視点から、以下の点について重点的にご確認いただけますでしょうか。

  • 〇〇様(顧客担当者):
    • 発言内容に事実誤認やニュアンスの違いがないか
    • 企業文化やブランドイメージを損なう表現がないか
    • 機密情報や映ってはいけないものが含まれていないか
  • △△事業部長:
    • 製品・サービスの訴求ポイントが狙い通りに伝わるか
    • 事業戦略との整合性が取れているか
  • △△法務・広報担当:
    • 景品表示法や薬機法など、関連法規に抵触する表現がないか
    • ロゴや商標の利用方法が規定に沿っているか

修正のご指示は、レビューツール上のコメント機能、または本メールへの返信にて、修正箇所(時間)と修正内容を具体的にお知らせください。

何卒よろしくお願い申し上げます。

5. 想定されるトラブルとリスク回避策

動画制作には予期せぬトラブルがつきものです。事前にリスクを洗い出し、予防策と代替策を準備しておくことで、スケジュールへの影響を最小限に抑えられます。

リスク分類具体的なリスク例予防策代替策費用への影響
出演者関連急な体調不良、出演辞退複数名の候補者を選定、予備日を設定インタビューを延期、または別の方で再調整中〜高
場所・天候悪天候による撮影延期、ロケ地の利用不可屋内撮影プランも検討、ロケハン時に代替地を確保撮影日を変更、CGやストック素材で代替中〜高
権利・許諾ロゴ利用が承認されない、BGMの権利問題企画初期に許諾範囲を確認、著作権フリー音源を利用ロゴをぼかす、楽曲を差し替える低〜中
機密情報PC画面やホワイトボードの機密情報映り込み撮影時にマスキング、編集でぼかし処理を徹底該当カットを削除、B-rollで代替
技術的失敗音声トラブル、データ破損複数マイクでの録音、現場でのデータバックアップ予備マイクの音声を使用、再撮影中〜高

6. 納品後の運用スケジュールを見据える

動画は納品して終わりではありません。その効果を最大化するため、配信計画も事前に立てておきましょう。

  • コンテンツの切り出し(60/30/15秒版): 納品された動画を元に、SNS広告用の短尺版や、Webサイトのトップページ用ダイジェスト版など、用途に合わせて複数のバージョンを作成します。
  • サムネイルのA/Bテスト: 配信プラットフォーム(YouTubeなど)で、複数のサムネイルを用意し、クリック率を比較・最適化します。
  • SRT字幕ファイルの活用: 納品された字幕ファイル(.srt形式)をWebサイトに設置することで、音声が出せない環境のユーザーへの配慮と、SEO効果の両方が期待できます。
  • 多角的な配信計画: WebサイトやYouTubeでの公開はもちろん、展示会ブースでの放映、営業資料への埋め込み、メールマガジンでの配信など、顧客とのあらゆる接点で活用する計画を立てます。

7. ケース別Q&A

Q1. 初稿を5営業日で納品してもらうための条件は?

以下の3点が揃っていることが条件となる場合が多いです。

  1. 企画・構成がFIXしていること: 制作会社が迷いなく編集に着手できる状態。
  2. 素材(B-rollやロゴデータ)がすべて揃っていること: 編集作業を中断させる要因がない。
  3. 発注者側の迅速なレスポンスが確約されていること: 制作会社からの質問に即座に回答できる体制がある。 これらに加え、特急料金が発生する可能性も考慮しておきましょう。
Q2. 修正回数を2回で収めるコツは?

レビューの質を高めることが最も重要です。関係者全員が一度にレビューを行い、修正指示を一つにまとめてから制作会社にフィードバックする「一括校正」のプロセスを徹底しましょう。また、「少し寂しいので、いい感じにしてください」といった曖昧な指示ではなく、「0:35のシーンに、製品の利用イメージが伝わるようなB-rollを追加してください」のように、具体的かつ明確な指示を心がけることが重要です。

英語字幕の表記ルールで気をつけるべき点は?
  • 速度:目安 ≤15 CPS(characters per second)、上限 17 CPS
  • 行数/長さ最大2行/1行~42文字
  • 表示時間最短1.0秒〜最長6.0秒(平均2–4秒)。前後に0.1–0.2秒の間隔。
  • 表記Sentence case(先頭のみ大文字)。文末ピリオドは省略可。三点リーダー多用は避ける。
  • 改行意味の塊で改行(前置詞・冠詞で行末にしない)。
  • 用語統一:固有名詞・略語・数値の桁区切り(例:1,000)を用語集で統一
  • SDH:[music]、[applause] 等は必要最小限
  • 画面配置:氏名テロップ等と重ならない位置(競合時は上部)。
RACIチャートを導入するメリットは何ですか?

最大のメリットは、役割と責任の所在が明確になることで、プロジェクトの進行がスムーズになる点です。 特に、発注企業、制作会社、顧客企業という三者が関わる導入事例動画制作では、「誰が最終決定権を持つのか(Accountable)」、「誰に相談すればよいのか(Consulted)」が曖昧になりがちです。RACIチャートは、こうした混乱を防ぎ、迅速な意思決定を促す羅針盤の役割を果たします。(参考:asana.com

撮影の予備日は設けるべきですか?

はい、可能な限り設定することを強く推奨します。特に、屋外での撮影や、キーパーソンのスケジュールが非常にタイトな場合、予備日がないと天候不良や体調不良といった不測の事態に対応できず、プロジェクト全体が大幅に遅延するリスクがあります。予備日を設定するコストは、再撮影やスケジュール破綻のリスクを回避するための保険と捉えましょう。

8. まとめと次のアクション

本記事では、導入事例インタビュー動画の制作期間とスケジュール管理について、具体的なフェーズ、モデルパターン、実務ノウハウを交えて解説しました。

成功の鍵は、「BtoB特有の前提を理解し、関係者全員で計画と役割を共有し、リスクを先読みすること」に尽きます。

この記事が、貴社の動画制作プロジェクトを成功に導く一助となれば幸いです。

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おまけ

印刷して使える!導入事例動画制作チェックリスト

【企画・準備フェーズ】

  •  動画制作の目的(例:商談化率向上、ブランディング)は明確か?
  •  ターゲットペルソナ(役職、課題、業界など)は設定されているか?
  •  KPI(例:再生回数、視聴完了率、CTAクリック率)は決まっているか?
  •  予算は確保されているか?(制作費、広告配信費など)
  •  公開希望日から逆算したスケジュールを立てているか?
  •  制作会社選定の基準(実績、担当者の専門性、費用)は明確か?
  •  依頼する制作会社とNDA(秘密保持契約)を締結したか?
  •  出演を依頼する顧客企業の候補はリストアップされているか?
  •  顧客企業への打診を行い、内諾を得ているか?
  •  顧客企業との間で、出演同意書・ロゴ利用許諾書の雛形を確認したか?
  •  インタビューで聞きたい質問項目(課題・解決策・変化)を洗い出したか?
  •  制作会社から提出された構成案・絵コンテを確認し、承認したか?
  •  撮影場所(顧客オフィス、自社、スタジオなど)を決定したか?
  •  撮影場所の利用許可申請を行ったか?
  •  撮影候補日を複数日リストアップし、関係者(自社、顧客、制作会社)の予定を調整したか?
  •  撮影日を確定し、全員に通知したか?
  •  制作会社が作成した香盤表(当日進行表)の内容を確認したか?

【撮影フェーズ】

  •  撮影当日の自社側のアテンド担当者を決めたか?
  •  インタビュー対象者がリラックスして話せる雰囲気を作れているか?
  •  撮影現場で、機密情報が映り込んでいないかチェックしたか?
  •  予定していたカット(インタビュー、B-roll)をすべて撮影できたか確認したか?
  •  撮影終了後、制作会社から当日の状況報告を受けたか?

【編集・レビューフェーズ】

  •  初稿のレビュー担当者(自社、顧客企業)を確定し、依頼済みか?
  •  レビューの締切日を全担当者に明確に伝えたか?
  •  レビュー依頼時に、確認してほしいポイントを具体的に伝えたか?
  •  誤字脱字、音声の聞き取りやすさをチェックしたか?
  •  発言内容に事実誤認がないか、顧客企業に確認を依頼したか?
  •  挿入されているテロップやモーショングラフィックスは、ブランドイメージと合っているか?
  •  関係者からの修正指示を一つに取りまとめ、制作会社にフィードバックしたか?
  •  修正後の動画(二稿)で、指示がすべて反映されているか確認したか?
  •  最終稿の承認を、関係者全員から得たか?

【納品・公開フェーズ】

  •  最終的な納品物の仕様(ファイル形式、解像度、字幕ファイルの有無)を制作会社に伝えたか?
  •  納品データ(動画ファイル、SRTファイルなど)を受領したか?
  •  請求書・権利関係の書類を受領し、処理を進めたか?
  •  YouTubeや自社サイトなど、公開先のプラットフォームに動画をアップロードしたか?
  •  タイトル、説明文、タグ、サムネイルを設定したか?
  •  メールマガジンやSNSで、動画の公開を告知したか?
  •  営業資料や提案書に動画を埋め込んだか?
  •  公開後のKPI(再生回数など)を定期的に計測し、効果測定を行っているか?

情報整理や予算の検討などの事前準備がご不安な方は筆者がお手伝いいたします。
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この記事を書いた人

【株式会社case 代表取締役/動画制作プロデューサー】加藤智史
新卒で入社した動画制作会社で広告・マーケティング・採用・人材研修など約400本の動画制作に携わる。その後、TVCMなどの制作を行う、大手制作会社にアカウントエグゼクティブとしてジョイン。数千万円規模のプロモーション案件に携わり、動画にとどまらないクリエイティブ制作やプロジェクトマネジメントを経験。現在は本メディアの運営を通じた企業の動画制作支援や、動画制作会社の営業支援などを行う。動画制作のご依頼の流れはコチラ

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