企業のYoutubeを始めとした動画活用が活発になるにつれてプロモーションツールの一つとして、「お客様の声」をインタビュー動画で紹介するケースが増えてきています。
ホワイトペーパーやサイト上でのインタビュー記事などとは異なり、顧客本人の口から直接語られるその会社やプロダクト・サービスの評価は説得力も強くなり、視聴者の信頼を得やすいという特徴があります。
本記事ではそんなお客様の声動画の事例をピックアップするとともに、制作のポイントについて解説しています。
どのような「お客様の声動画」であれば、購入・導入を検討しているクライアントに響くのかを、想像しながらぜひ各社のお客様の声動画を見てみてください。
お客様の声動画についてよくあるQ&A
- お客様の声動画の制作費はどれくらい必要?
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制作体制や内容によって大きく変動しますが、50万円〜程度のご予算から制作可能です。
- お客様の声動画の製作期間はどれくらい?
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約1ヶ月ほどを想定しておくと、無理のないスケジュールだと言えます。
WEBCM動画の制作のポイント
目的を明確にする
お客様の声動画を制作する上で、非常に重要なのがその目的を明確にし、可能な限り解像度を上げることです。
例えば、動画制作の最終的な目的が「購入・導入してもらうこと」だとします。
では「購入・導入してもらうこと」してもらうために、動画はどのような役割を果たすべきでしょうか。
- スペックを把握してもらい、必要十分な性能があると理解してもらうこと
- 購入・ダウンロードによって実現できることを知ってもらい、作業効率の向上など課題解決に寄与すると感じてもらうこと
- 購入・導入のハードルが高くないことを知ってもらうこと。あるいは、想定外のハードルの存在を事前に知ってもらうことで期待値をコントロールすること。
など、商材・サービスの特徴やマーケティング上の課題によって動画の役割も大きく変化します。
自社商材・サービスが持つ強みや、何がターゲットの意思決定の材料になるのかをしっかりと分析・把握し動画の役割を明確にしましょう。
ターゲットを明確にする
この動画は「誰が見るのか」「誰に観せたいのか」を明確にしましょう。前述の動画の役割にも紐づきますが、この動画を観る人が
- ビジネスの現場で実際に業務に従事している人
- 事業部の責任者
- 経営層の比較的年齢が高く、ITリテラシーがあまり高くない人
…など、動画を見る人が誰であるかで訴求するべきポイントや表現方法は大きく変わります。何がターゲットの意思決定の材料になるのかをしっかりと分析・把握するためにも、ターゲットは明確にする必要があります。

予算を確保する
目的・役割とターゲットが明確になれば、「この人に、この情報を、こんなふうに伝える」ということまで決めることができます。
しかし、予算が足りなければ「こんなふうに伝える」の部分が弱くなってしまったり、十分に表現できない可能性があります。
例えば、
- 導入にあたってのメリット・ベネフィットを複数の立場から語ってもらいたい
- 具体的な導入イメージをもってもらうために、インタビューだけではなく利用シーンも撮影したい
- 様々なシチュエーションにおけるベネフィットを提示するために、様々なロケーションでの撮影が必要である
など、適切な演出を加えたくてもそれらの機材・人を用意できなければそれは叶いません。
お客様の声動画は数十万円からの制作が可能ですが、企画内容や活用媒体によって必要な制作予算は大きく変動するため、できる限り余裕を持った予算を確保しておいたほうが良いでしょう。
お客様の声動画の事例
「機械・ロボット・工場など」「SaaS」「IT・WEB・その他サービス」「toC」の3つの業界に区分して、お客様の声動画を3つずつピックアップしました。業界毎にどのような違いがあるかなど比較してみて下さい。
機械・ロボット・工場など
梱包自動化ライン導入事例
SOFTmatics™導入事例_バームクーヘンの梱包工程の自動化
【白銅株式会社】3DPrinter導入事例
SaaS
Salesforce 導入事例インタビュー
KARTE 導入事例インタビュー
LINE WORKS 導入事例インタビュー
IT・WEB・その他サービス
PayPay株式会社 AWS 導入事例ムービー「AWSで実現したPayPayのサービス」
【NEXT HERO 導入事例】コクヨ&パートナーズ株式会社様
導入事例動画【トラスコ中山 株式会社様】
toC領域
【お客様の声】断熱性に優れた快適な家
【お客様の声】工務店を選ぶ時の決め手。|共感住宅ray-out
フローリング・リノベーション(お客様の声)
最後に
いかがでしたでしょうか。とても当たり前のことですが、目的やターゲット、媒体などによって動画の企画や表現方法は大きく変わります。お客様の声動画をマーケティングに活用される際には、制作会社や広告代理店に相談するまえに一度情報整理や予算の検討など、事前準備をしっかりと行った上で問い合わせるようにしましょう。
情報整理や予算の検討などの事前準備がご不安な方は筆者がお手伝いいたします。
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