WEBCM動画の活用方法と制作のポイントを徹底解説。事例もご紹介。

スマホや4G/5G回線などのデバイスとインフラが整ったことで、YoutubeやFacebookなどのSNSの利用が当たり前になり、かつてはTVCMがメインだった動画を活用したプロモーションの場は一気に拡大しました。

本記事では、Youtube・Facebook・Instagram・Twitterなどの動画広告の面として一定の認知を獲得した媒体や、媒体ごとの動画の活用・制作のポイントについて解説します。

目次

WEBCM動画のよくあるQ&A

WEBCM動画の制作費はどれくらい?

制作する動画や企画の内容によりますが、概ね50〜300万円ほどの幅で制作されるケースが多いです。タレントを起用する場合は1500〜3000万円ほどかかるケースもあります。

WEBCM動画の制作期間はどれくらい?

制作する動画や企画の内容によりますが、比較的シンプルなものであれば1.5~2ヶ月・一般的なもので3ヶ月程度を想定しておくとよいでしょう。タレントを起用する場合などはより長くなる傾向が強いことも考慮した方が良いでしょう。

WEBCM動画の活用方法はどのようなものがある?

大きくは、Youtube、Facebook、Instagram、Twitterの4つです。その他にもTiktokや各種領域特化メディアでも動画広告は取り扱われていますが、一定のターゲティングを行った上で広くリーチすることを想定した場合は上記4つのメディアがファーストチョイスとなることが多いです。

WEBCM動画の活用目的

認知拡大・認知獲得

リスティング広告や静止画クリエイティブを活用したDSP/SNS広告など、リーチや獲得単価がある程度抑えられる手法を活用しているプロダクト・サービスによる次なる一手として活用されることが多いです。特に「リーチ」するという点においては、純粋な広告効率としてはテキストや静止画などを用いた他の広告手法よりも優れた結果になる傾向が強く、Youtube広告の中でも6秒動画による「バンパー広告」は飲食料品メーカーの新商品プロモーションなどではよく使われます。

また、動画広告が配信される「面」の特性や、細かな配信設定が可能であることから、他の広告手法よりも比較的ユーザーフレンドリーな状態になりやすいということもあり、完全視聴率などの「リーチ」以外の指標でも想定以上の効果をもたらすことも珍しくありません。

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興味喚起・理解促進

TVCMやタクシー広告などと比較すると、動画の「尺」の自由度が高いというのはYoutubeやFacebook・Instagramなどの媒体特性の1つです。動画広告としては比較的長い1〜3分程度の動画でも広告として配信できることもあり「認知拡大」だけではなく、サービスの内容や特徴の理解を促したり、興味喚起を促す目的で活用されることも多くあります。

特にYoutube広告における「インストリーム広告」の場合、30秒未満の視聴であれば広告費が消費されないという特徴もあるため、早期に離脱した視聴者への無駄撃ちを避けることができるというメリットもあります。

比較・検討の後押し

YoutubeやFacebook・Instagram広告の特徴の1つとして、「リターゲティング広告」があります。これは過去に広告に接触したユーザーに再度広告を当てるという手法です。この手法を上手く活用する、例えば1回目は「認知獲得」のための動画を見せておき、2回目には「理解促進」、3回目には最後の後押しの動画を見せるなどの設定が可能です。

もちろん、いわゆるマーケティングファネルにおける全てのSTEPを動画でクリアしていくことは必ずしも効率が良いわけではないため、GDNやリスティング広告などと組み合わせることによってそれぞれのサービスやターゲットに合わせた最適な広告手法の組み合わせを探る必要がありますが、動画は情報量の多いクリエイティブであるため、「購入」や「ダウンロード」などの最終アクションのひと押しを促すクリエイティブとして検討すべき選択肢であると言えます。

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WEBCM動画の活用方法

Youtube広告

WEBCM動画の活用方法として最も一般的な媒体がYoutubeです。日本だけでも6500万人以上のユーザーを抱えており、またYoutube自体が「動画視聴」を目的とした媒体であることからも動画広告との相性は他の媒体と比較して良いと言えます。

インストリーム広告

Youtubeの動画広告のメニューの中で最も一般的なものが「インストリーム広告」と呼ばれるメニューです。目当ての動画の前に流れ、5秒後にスキップが可能になる「あのCM」が「インストリーム広告」です。前述の通り30秒未満の視聴であれば、広告費が消費されないため広告の無駄撃ち防止にもなるため、「とりあえずインストリーム広告で配信してみる」ということでも大きな問題はなく、初めての動画広告でも選ばれやすいメニューです。

バンパー広告

6秒間の強制視聴型の動画広告のメニューです。強制視聴であるため、Youtubeのユーザーの心理としてはあまり歓迎できませんが、動画の長さが6秒と比較的短いため大きなストレスにはなりにくいです。また、短い時間かつ強制視聴型ということで、スキップ可能な広告と比較するとプラットフォーム側のコントロールが効きやすく、「視聴単価」が抑えられやすいことから「認知拡大」を目的としたメニューとして一般消費財や飲食料品メーカーなどによる活用が多いメニューです。

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Facebook広告・Instagram広告

Facebook広告・Instagram広告はYoutubeに次ぐ、動画広告の配信媒体です。Youtubeと比較するとFacebookならではの細やかなターゲティングが可能である点が特徴です。ご存知の方も多いと思いますが、InstagramはFacebookと同じ会社が運営していることから、ターゲティング可能な項目などは全く同じです。

Facebookをご利用であればおわかりになるかと思いますが、例えば大学卒であることや誕生日、居住地、GPSを利用した位置情報なども含めてかなり細かいデータでターゲティング可能であるということがFacebookの最大の特徴です。

そのため、例えば「30代〜40代の都心に住むビジネスパーソン向けの商材・サービスであればFacebook」「20〜30代のダイエットに関心の強いファッション、ビューティー向けの商材・サービスであればInstagram」など、対象となる商材・サービスやターゲット層などによって使い分けられます。

一方で、最近ではFacebook・Instagramの広告配信はAIによる最適化が非常に優秀であるため、性別のみを指定した上であとはAIに任せてしまうという配信の方が細かくターゲティングするよりも広告効率が高いという結果も出ているというのも1つの特徴です。

Twitter

Twitterでの動画広告の魅力は「高い拡散性」「リアクションのハードルの低さ」の2つです。拡散性については、世にいう「ネットでの炎上」のほとんどがTwitterで起きていることを考えると理解しやすいでしょう。リツイートや引用リツイートによって、リーチしたターゲットだけではなくそのターゲットのフォロワーにもリーチできるというのは他の媒体には無い魅力です。

「リアクションのハードルの低さ」とは「いいね」が容易であるということです。物理的に「いいね」ボタンが押しやすいというよりも、例えばInstagramのように「この写真にいいねをするんだ」のようなある種の「値踏み」文化がTwitterは比較的薄いため、ユーザーは気軽に「いいね」することが可能です。

ユーザーに「いいね」されることによって、フォロワーに「〇〇さんにいいねされました」と表示されることもあるため、「いいね」という「リアクションのハードルの低さ」が「高い拡散性」に繋がりより高い広告効果を期待できます。

また、Twitterは収集・発信する情報によって複数のアカウントを使い分けているユーザーも多く、年齢・性別などの属性情報に加えて趣味・嗜好による広告配信とも相性が良いと言えます。

WEBCM動画の制作のポイント

目的を明確にする

WEBCM動画を制作する上で、非常に重要なのがその目的を明確にし、可能な限り解像度を上げることです。

例えば、動画制作の最終的な目的が「サービスを購入・ダウンロードしてもらうこと」だとします。

では「購入・ダウンロード」してもらうために、動画はどのような役割を果たすべきでしょうか。

  1. スペックを把握してもらい、必要十分な性能があると理解してもらうこと
  2. 購入・ダウンロードによって実現できることを知ってもらい、作業効率の向上など課題解決に寄与すると感じてもらうこと
  3. 購入・ダウンロードすることによってユーザーのライフスタイルがどのように変化するのか?というベネフィットを理解してもらう

など、商材・サービスの特徴やマーケティング上の課題によって動画の役割も大きく変化します。

自社商材・サービスが持つ強みや、何がターゲットの意思決定の材料になるのかをしっかりと分析・把握し動画の役割を明確にしましょう。

ターゲットを明確にする

この動画は「誰が見るのか」「誰に観せたいのか」を明確にしましょう。前述の動画の役割にも紐づきますが、この動画を観る人が

  • ビジネスの現場で実際に業務に従事している人
  • 比較的情報感度の高い一般消費者
  • いわゆる「レイトマジョリティ層」で、情報感度やITリテラシーの低い人

…など、動画を見る人が誰であるかで訴求するべきポイントや表現方法は大きく変わります。何がターゲットの意思決定の材料になるのかをしっかりと分析・把握するためにも、ターゲットは明確にする必要があります。

予算を確保する

目的・役割とターゲットが明確になれば、「この人に、この情報を、こんなふうに伝える」ということまで決めることができます。

しかし、予算が足りなければ「こんなふうに伝える」の部分が弱くなってしまったり、十分に表現できない可能性があります。

例えば、

  • サービスのメリットやベネフィットは実写で表現した方がイメージしてもらいやすい
  • より広い認知を獲得するために有名なお笑い芸人を起用したい
  • 様々なシチュエーションにおけるベネフィットを提示するために、様々なロケーションでの撮影が必要である

など、適切な演出を加えたくてもそれらの機材・人を用意できなければそれは叶いません。

WEBCM動画は数十万円からの制作が可能ですが、企画内容や活用媒体によって必要な制作予算は大きく変動するため、できる限り余裕を持った予算を確保しておいたほうが良いでしょう。

WEBCM動画の事例

BtoB,BtoC,バンパー広告の3つの活用方法別の事例をそれぞれ3つずつピックアップしました。ぜひ御覧ください。

BtoB領域

LINEミニアプリ Web CM 「角田店主のメガホン」篇

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【WEB CM】クラウドサイン「ユーザーボイス」篇 27秒

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BtoC領域

「GOする!GO Pay」篇 30秒|タクシーアプリ「GO」

【WebCM】なかやまきんに君が考えたLINEMOのCMがついに完成!「サクサクつながる」篇 15secAD

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サポート篇 | 外為どっとコム WebCM

バンパー広告

ブックライブ6秒動画「語るブックラマ」篇(BookLive!)

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最後に

いかがでしたでしょうか。とても当たり前のことですが、目的やターゲット、媒体などによって動画の企画や表現方法は大きく変わります。特に日々デジタルマーケティング携わっている専任者がいる企業であれば、お手元の詳細なマーケティングの情報を、制作会社や代理店に適切に情報を伝えることができれば、精度の高い企画の立案が可能なはずです。

WEBCM動画をマーケティングに活用される際には、制作会社や広告代理店に相談するまえに一度情報整理や予算の検討など、事前準備をしっかりと行った上で問い合わせるようにしましょう。

情報整理や予算の検討などの事前準備がご不安な方は筆者がお手伝いいたします。
是非、下のボタンからお気軽にお問い合わせください。

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この記事を書いた人

【株式会社case 代表取締役/動画制作プロデューサー】加藤智史
新卒で入社した動画制作会社で広告・マーケティング・採用・人材研修など約400本の動画制作に携わる。その後、TVCMなどの制作を行う、大手制作会社にアカウントエグゼクティブとしてジョイン。数千万円規模のプロモーション案件に携わり、動画にとどまらないクリエイティブ制作やプロジェクトマネジメントを経験。現在は本メディアの運営を通じた企業の動画制作支援や、動画制作会社の営業支援などを行う。動画制作のご依頼の流れはコチラ

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