おしゃれなオフィスや機能性にあふれるオフィスであれば、外部にアピールして広報や採用プロモーションに活用しない手はありません。
本記事ではこだわりのオフィスを「オフィス紹介動画」「オフィスツアー動画」として制作・公開している事例をピックアップしながらその制作のポイントなどについて解説します
よくあるQ&A
- オフィス紹介・オフィスツアー動画の制作費はいくらくらい?
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求めるクオリティや制作体制によって大きく変動しますが、シンプルなものであれば50万円程度での制作も可能です。また、ドローンを飛ばしたり特殊な機材などの活用を想定すると100〜150万円程度用意できていたほうがよいでしょう。
- オフィス紹介・オフィスツアー動画の制作期間はどれくらい?
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自社オフィスですぐにでも撮影が可能ということであれば、1ヶ月程度での制作も可能ですが1ヶ月半程度は想定しておいたほうが良いでしょう。
- オフィス紹介・オフィスツアー動画の活用方法にはどんな方法がある?
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「採用プロモーション」の一環として制作・公開されることがほとんどですが、オフィスに特徴的なスペースや珍しい機能などが備わっていればPRの一環としても有効でしょう。
オフィス紹介・オフィスツアー動画の種類
新卒採用・中途採用などのリクルーティングツールとして
オフィス紹介・オフィスツアー動画のほとんどが、採用プロモーションの一環として制作・公開されます。
いわゆる大企業などではなく、少し勢いが出てきたベンチャー企業などがが「おしゃれなオフィス」を用意する理由の1つが、「採用プロモーションのため」であるほど、魅力的なオフィスを用意することは、重要で有効な施策だと考えられています。
快適に仕事ができる環境であるかも重要ですが、「こんなおしゃれなオフィスで仕事ができている」ということが働く上でのメンタルにポジティブに作用する人も多くいるため、単に機能性を求めるだけではなく「おしゃれ」であったり落ち着くフリースペースが用意されていることは決して儲かっている企業の娯楽ではなく、十分にリターンを見込むことのできる投資だと捉えられています。
この投資のリターンを少しでも大きなものにするために、せっかく用意した「おしゃれなオフィス」があるのであれば、それを広く知ってもらわない手はありません。
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PRツールとして
おしゃれで、機能性にあふれるオフィスであれば、それを外に知らしめることによってPRにも繋がります。例えば企業の労働環境という視点でオフィスに着目するメディアがあるかもしれませんし、特徴的なスペースがあればTV番組に取り上げられることもあるかもしれません。
このようなメディアが取り上げる際の1つの特徴としては、「新規性」「目新しさ」が求められます。
メディアに取り上げられるということは、その時のトレンドやメディアの記者とのつながりなども必要になるため、狙って実現することは難しい側面もありますが、採用プロモーションの機能を果たそうとすると、「外の人にとって魅力的に見える」ことを意識する必要があり、その延長線上にPR的な効果を見込めるとしたら狙わない手はありません。
魅力的なオフィスであれば、積極的に外に発信するべきだと言えるでしょう。
日本テトラパック新オフィス紹介動画_Full
オフィス紹介・オフィスツアー動画活用のメリット
そこで働く自分の自己投影
新卒採用・中途採用における採用プロモーションのツールとして、オフィス紹介・オフィスツアー動画を活用するのであれば、視聴者が「そこで働く自分」をイメージできるというのが最大のメリットだと言えるでしょう。そしてその動画を観ることに寄って「ここで働きたい」と思ってもらうことができれば、動画としての役割は果たされたことになります。
もちろん、採用活動において求職者側が一方的に働きたいと思うだけでは成功とは言えませんが、一方で求職者にとって魅力がなければスタートラインに立つこともできません。求職者の口から「オフィスがおしゃれだったから入社を決めた」という言葉が発せられることは考えにくいですが、応募のキッカケの1つには十分になりえます。
もし、自社のオフィスがおしゃれで機能性にあふれるものであれば自社のアセットとして活かさない手は無いでしょう。
クリエイティブセンスへの共感
オフィスの内装は、従業員がもっとも触れる時間の長いクリエイティブであり空間です。最低限、万人が快適に感じる空間であるというのはありつつ、その空間がどのようなコンセプトでどこまでこだわりをもって用意されたものであるかは、それを敏感に感じ取るアンテナの高い人であればあるほど、強い共感を生むことができます。
オフィス紹介・オフィスツアー動画自体は、あくまでも「オフィスそのもの」を魅力的に見せるためのツールであるため、オフィスそのもののコンセプトを変えることはできませんが、自社のオフィスが明確なコンセプトのもとにデザインされたものであれば、それをしっかりと外部に向けて発信・説明することでそこに共感する自社と親和性の高い人材を集めることにもつながります。
制作のポイント
目的を明確にする
オフィス紹介・オフィスツアー動画を制作する上で非常に重要なのがその目的を明確にし、可能な限り解像度を上げることです。
オフィス紹介・オフィスツアー動画であれば、シンプルにオフィスの様子を観せられれば良いのでは?と思われがちですが、目的やターゲットに応じて、例えば自社の社員がオフィスを案内するような観せ方にするのか、一人称視点でオフィスを観せていくのかなどその方法は大きく変わります。
例えば、採用向けのプロモーションツールとしてオフィス紹介動画を制作するとして、その最終的な目的を「自社に入社してもらうこと」としましょう。
では「入社」してもらうために、動画はどのような役割を果たすべきでしょうか。
- 魅力的なオフィスの様子をみてもらうことで、応募のキッカケにする
- 楽しそうに働いている様子も一緒にみせることで、社員の人柄や社風を感じてもらう
- 昼寝や就業後にお酒を飲んでいる姿などを見せることで、生産性高く働いていることを理解してもらう
など、採用活動における課題感やターゲットの状態などによって見せるべき内容は大きくことなります。
目的におけるボトルネックがどこにあるのかや、何が相手の意思決定の材料になるのかをしっかりと分析・把握し動画の役割を明確にしましょう。
ターゲットを明確にする
この動画は「誰が見るのか」「誰に観せたいのか」を明確にしましょう。前述の動画の役割にも紐づきますが、この動画を観る人が
- 新卒採用のターゲットであるMARCH在籍の学生
- 体育会に所属している学生
- ベンチャーのインターンなどに参加しているビジネス感度の高い学生
…など、動画を見る人が誰であるかで訴求するべきポイントや表現方法は大きく変わります。何が相手の意思決定の材料になるのかをしっかりと分析・把握するためにも、ターゲットは明確にする必要があります。
予算を確保する
目的・役割とターゲットが明確になれば、「この人に、この情報を、こんなふうに伝える」ということまで決めることができます。
しかし、予算が足りなければ「こんなふうに伝える」の部分が弱くなってしまったり、十分に表現できない可能性があります。
例えば、
- 案内役の人に「プロ」のモデルをキャスティングすることで、洗練されたイメージを醸成する
- オープンな空間を味わってもらうために、ドローンを飛ばす
- 実際に働いている人たちの躍動感などを演出するために、osmoやスタビライザーなどの機材を活用する
など、適切な演出を加えたくてもそれらの機材・人を用意できなければそれは叶いません。
シンプルなオフィス紹介動画であれば少ない予算で制作することも可能ですが、当然ながら一定のクオリティを求めようとすると必要な予算も大きくなります。
オフィス紹介・オフィスツアー動画の事例
動画の用途は問わず、特徴的な動画を3つほどピックアップしました。どの動画にも参考にできると思いますので、ぜひ御覧ください。
【新オフィスをご紹介】ヘルスケアベンチャーCUCグループが本社を移転しました!
ヤフーの新本社オフィス紹介 ~イノベーションを生むオフィス~
サニーサイドアップグループ新オフィス紹介ムービー
最後に
いかがでしたでしょうか。オフィス紹介・オフィスツアー動画は非常にシンプルな動画ですが、それ故に演出1つで全く異なる印象の動画に仕上がります。
クリエイティブとしての「演出」はプロに任せられるので、ドキュメンタリー動画の制作を検討する際には事前の情報整理をしっかりと行い、目的やターゲットを明確にした上で代理店や制作会社に問い合わせるようにしまよう。
情報整理や予算の検討などの事前準備がご不安な方は筆者がお手伝いいたします。
是非、下のボタンからお気軽にお問い合わせください。