【新卒採用】差別化への一歩。採用コンセプト動画活用のススメ

圧倒的な認知度や技術力、よほどニッチな業種ではない限り「ウチでしかできない仕事」を武器に採用プロモーションを行うというのは現実的な方法ではありません。

業界・業種やその会社ならではの制度、福利厚生の充実度などの客観的な事実を基に採用プロモーションを行うというのも1つの方法ですが、

どんな会社でもその会社にしかない、唯一無二のものを武器にする方法があります。

それが、「採用コンセプト」です。

・どのような思いで採用活動を行っているのか。
・どんな未来を目指しているのか
・どんな人に入社して欲しいのか

そんな採用活動を行う上での根本的な想いや願い、信念や未来を多くの人と
共有できる形にした「採用コンセプト」は決して同じものなど存在しない
唯一無二の武器となります。

今回はそんな採用コンセプトを伝えている動画をピックアップしてみました。

目次

西日本旅客鉄道株式会社

JR西日本さんの新卒採用コンセプト動画です。

「LINK WEST つなげよう。目指す未来へ。」というコンセプトを一筆書きのアニメーションで表現しています。

おそらく、「つなぐ」という言葉の意味を表現するために1本の線でつながっている一筆書きのアニメーションという表現方法を採用したのでしょう。

採用サイトを覗いてみると、線路でつながる地域やインフラとして社会を支えている現状に満足することなく、今後は西日本というエリアや鉄道分野以外にもつなげていく…という想いと事業展望が込められているようです。

伝えたい想いとその表現方法などはとても参考になるものだと思います。

株式会社フェリシモ

神戸を拠点に自社開発製品の通販事業を展開している株式会社フェリシモの採用コンセプト動画です。

言葉で表現するのが難しいですが、この動画を見ていただくとフェリシモさんが何を大切にして自社製品の開発などの仕事に取り組まれているのかが伝わってきます。

「最後は気持ち」というコピーが彼らの製品にどう反映されているのか。そこに自信があるからこそ、この採用コンセプトが設定されたのでしょう。

この動画と、フェリシモさんの製品をみて「最後は気持ち」を感じた学生には高い志望度とマッチングの精度が期待できそうです。

株式会社コロプラ

スマホゲームの制作・配信をおこなっているコロプラさんの採用コンセプト動画です。

動画の前半は自社で働くゲームクリエイター4人が一緒に仕事をしたり、遊んだりしている様子で構成されおり、一見ちょっとおしゃれなイメージ動画っぽいのですが、

動画後半に4人が真剣にゲームクリエイターについて語っている内容は真剣に仕事に取り組む人の姿として惹きつけられるものになっています。

この動画をみると、きっと「自分もこんなふうに働きたい」と思うのではないでしょうか。それほど「仕事を、遊ぼう」というコンセプトが魅力的に表現されています。

株式会社PARADOX

ブランディング・クリエイティブ事業を展開している、株式会社パラドックスの採用コンセプト動画です。

まるで、一枚もののポスターや大きな写真とコピーでシンプルに構成されたパンフレットを動画化したようなクリエイティブとなっています。

イメージカラーのみのシンプルな背景。社員の方のアクションと、ちょっとした小物。それらを補足する端的だけど力のあるコピー。

構成としては非常にシンプルですが、それだけにパラドックスという会社がどのような会社なのかがとても良く理解できます。

そして、「とても良く理解できる」クリエイティブそのものがパラドックスという会社に強い魅力を感じさせますね。

私も動画クリエイティブに携わった端くれではありますが、自分がお客さんならこんな会社と仕事をしたいすら思わせてくれます。

最後に

採用コンセプトは、その会社や採用担当者の想いと採用ターゲットなどの市場をしっかりと見つめることからしか生まれません。

自社の思いをただストレートに発信するのではなく、それをどのようにターゲットに届けるのか。

まずはそれを言葉として表現し、さらにそこに込められた想いを動画という形にすることでより多くの人に伝えることができるはずです。

差別化をどう図るか…とお考えの採用担当者の方はぜひ参考にしてみてください。

caseでは動画制作のご依頼も承っております
動画制作実績400本以上のプロデューサーが『失敗しない動画制作の秘訣』を惜しみなくお伝えしながら、実績に裏打ちされた高いコストパフォーマンスで高品質な動画制作をご提供します。
ご担当者様に寄り添った安定した制作進行管理を心がけていますので、初めての動画制作の方も安心してお気軽にお問い合わせ下さい。
caseを通して、できること
動画制作のご依頼はこちらからお気軽にお問い合わせください(無料です)

この記事を書いた人

【株式会社case 代表取締役/動画制作プロデューサー】加藤智史
新卒で入社した動画制作会社で広告・マーケティング・採用・人材研修など約400本の動画制作に携わる。その後、TVCMなどの制作を行う、大手制作会社にアカウントエグゼクティブとしてジョイン。数千万円規模のプロモーション案件に携わり、動画にとどまらないクリエイティブ制作やプロジェクトマネジメントを経験。現在は本メディアの運営を通じた企業の動画制作支援や、動画制作会社の営業支援などを行う。動画制作のご依頼の流れはコチラ

目次